歯医者に行けない方へ
当院のスタッフが
「ご自宅」や「施設」にお伺いします
訪問歯科診療のご案内
通院が難しくなってきた方、ご自宅や施設で専門的な歯科診療を受けたい方へ。
当院では、ご自宅・介護施設・高齢者施設へ伺う訪問歯科診療を行っております。
むし歯治療、歯周病治療、入れ歯の調整・作製、口腔ケアに加え、当院では近年注目されているオーラルフレイル(お口の衰え)の予防・改善にも力を入れています。
オーラルフレイルとは、加齢や生活習慣などにより、お口の機能が少しずつ低下していく状態です。
たとえば、
- 食べこぼしが増えた
- 硬いものが食べづらい
- むせやすくなった
- 滑舌が悪くなった
- 口が乾きやすい
- 食事量が減った
- 人と話す機会が減った
このような小さな変化をそのままにすると、低栄養・筋力低下・要介護状態へつながることもあります。
だからこそ、早期発見と早期対応がとても大切です。
当院では、
- 噛む力・飲み込む力の確認
- 入れ歯の調整
- 専門的口腔ケア
- お口の体操や機能訓練
- 誤嚥性肺炎予防のケア
- 食べやすい口腔環境づくり
を通じて、「食べる力」「話す力」「健康に過ごす力」を支えてまいります。
監修:浅岡大介(順天堂大学医学部)
経歴
| 順天堂大学医学部消化器内科学教授 |
|---|
| 日本サルコペニア・フレイル学会指導医 |
|---|
| 日本抗加齢医学会専門医 |
|---|
当院の訪問歯科診療・オーラルフレイル対策は、浅岡大介(順天堂大学医学部)監修のもと行っております。
浅岡先生は、高齢者医療・フレイル研究の第一人者として知られ、健康寿命の延伸や予防医療分野で幅広く活躍されている専門家です。医学的知見に基づいた質の高い訪問歯科診療体制を整えております。
患者さまご本人はもちろん、ご家族・ケアマネジャー様・施設ご担当者様からのご相談も承っております。
「最近むせるようになった」「食欲が落ちた」「入れ歯が合わない」など、気になる変化がありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
私たちが訪問歯科診療を提供する「理由」
歯医者に行きたくても通えない…
高齢化が進む日本では、このような悩みを抱える患者さんが増えています。しかし、こうした状況に対応できる歯科医院は少ないのが現実です。
口腔ケアが十分に行えず、口の健康が損なわれると次のような問題が発生します。
- 歯周病に関連する全身疾患のリスク増加
- 誤嚥性肺炎のリスク増加
- 偏った食事による栄養不足
- 十分に噛むことができないことによる認知症リスク
これらの問題を避けたいという思いから、当院ではご自宅や施設に伺い、口腔ケア・治療を行う訪問歯科診療を提供しています。
「札幌ステーションデンタル・歯科口腔外科・矯正歯科」の訪問歯科診療の特長をご紹介します。
当院の訪問歯科診療の特長
当院の訪問歯科診療の特長
高齢者医療の専門知識を持つ「担当者」
訪問歯科診療においては、患者さんが高齢であったり、介護が必要であったり、障がいをお持ちである場合が多く、一般的な歯科治療とは異なる知識や経験が求められます。
さらに、高齢になると虫歯や歯周病のリスクが高まり、セルフケアが重要になります。自身でのケアが難しい場合、家族や介護施設の負担も大きくなり、細やかなサポートが難しくなります。
当院では、このような現状を踏まえ、高齢者医療に精通した歯科医師を中心に、チーム医療体制を整えて訪問歯科診療を提供しています。
当院では、ご自宅への訪問に加えて、以下の施設にも訪問しています。
- 病院
- 特別養護老人ホーム
- グループホーム
- 社会福祉法人施設
「誤嚥性肺炎」のリスクを軽減する取り組み
細菌を含む唾液などが誤って気管や肺に入ると、「誤嚥性肺炎」を発症するリスクがあります。高齢になると、このリスクはさらに増加し、注意が必要です。
また、誤嚥性肺炎は再発するたびに重症化しやすいという特徴があります。
90歳以上の死因の2位に「肺炎」がランクインするほど、誤嚥性肺炎は命に関わる重病です。このリスクを軽減するためには、口腔内を清潔に保つことと、嚥下トレーニングが重要です。
ポータブルユニット
当院が訪問歯科治療には高性能のポータブルユニットを使用します。
完全オールインワン設計ですのでこれ一つで、院内と同等の衛生状態で治療をすることが可能です。
吸引力に関しても、院内と同等のレベルで行うことができる高出力タイプとなります。
コラム「歯周病」の恐ろしさ
成人の約8割が罹患していると言われる歯周病は、放置すると深刻な事態に発展することがあります。ここでは、身近な病気である「歯周病」と「全身疾患」との関係についてご説明します。
歯周病になると、歯を支えるあごの骨が徐々に溶け、抜歯のリスクが高まります。さらに、歯茎が充血して膿が出たり、口臭の原因になることもあります。最近の研究で、この歯周病が全身疾患と関連していることが明らかになりました。
歯周病や虫歯が進行すると、口内の小さな傷から細菌が血管内に侵入することがあります。健康な状態であれば、免疫が働き、大事には至りません。しかし、高齢の方など抵抗力が弱い場合は、細菌を十分に処理できず、場合によっては細菌が血管を通じて全身に広がる恐れがあります。
このような状況になると、発熱や倦怠感、全身の炎症などのリスクが高まります。最悪の場合、脳梗塞や心筋梗塞、心不全といった命に関わる病気に発展する可能性があります。免疫力を高めることはもちろん、歯周病を予防するためのケアが重要です。
訪問歯科診療の対象者
要介護状態や障がいにより歯科医院への通院が難しい方
往診で行うこと
- 虫歯や歯周病の治療・予防
- 入れ歯の作製、修理、調整
- 口腔ケアによる感染症予防および誤嚥性肺炎の予防
- 摂食・嚥下障害のリハビリテーション
治療費
当院で治療を受ける場合と同じ費用がかかります。各種保険が適用されます。
後期高齢者医療制度・介護保険を利用する場合
所得に応じて、自己負担は1〜3割となります。1か月あたりの医療費自己負担額の上限は所得額によって決定されます。個人(または世帯主)の月内医療費を合算し、この上限を超えた部分については、「償還払い制度」により市町村から超過分が払い戻されます。
国民健康保険・社会保険(企業加盟の健康保険)を利用する場合
原則として3割の自己負担です。所得額に応じて1か月あたりの医療費自己負担額の上限が決定されます。上限を超えた医療費については、国民健康保険の場合、後期高齢者医療制度と同様に償還請求が可能です。社会保険の場合は、事前に「高額医療費適用認定証」を取得することで、上限額以上の支払いを免除されることができます。
身障者の場合
無料で診療いたします。ただし、「心身障害者医療費助成申請書」を自治体に提出済みの方に限ります。一部立替払いが必要な地域もあり、その場合は後日自治体から返金されます。地域によっては有償となる場合もありますので、事前にご連絡のうえご確認ください。
※介護保険:在宅における口腔ケアは適用されます。
※出張費および謝礼等は一切いただきません。
対応可能なエリア
当院から16km以内のご自宅、病院、施設が訪問診療の対象となります。
訪問歯科診療に関する、よくあるご質問
老人ホームに入居していますが、訪問してもらえますか?
ご入居されている施設の許可が得られれば、訪問可能です。施設の担当者とも調整いたしますので、まずは当院にご連絡ください。
総入れ歯ですが、訪問歯科診療を受けられますか?
問題ありません。入れ歯の調整や口腔ケアのためだけでもお伺いします。
新しい入れ歯を作るにはどのくらいの時間がかかりますか?
週1回の訪問であれば、2〜3か月程度かかります。入れ歯を作る部分や訪問頻度によっても異なりますので、詳細を知りたい方は一度ご相談ください。
訪問診療の流れ
Step①お問い合わせ
当院にお電話いただき、症状やご要望をお伝えください。患者さんのご自宅や施設に伺う日程を調整します。
電話の場合: 当院の訪問治療担当衛生士が対応します。
【電話】011-790-8602
Step②ご自宅・施設へ訪問
ご予約の日時に訪問チームが伺います。ご自宅以外にも、老人ホームや病院などにも訪問可能です。
Step③カウンセリング・ご相談
患者さん、またはご家族の方に問診票にご記入いただき、詳細を伺います。治療内容をご説明したうえで、ご希望の方のみ治療を開始します。
Step④治療
診療では、患者さんが楽な姿勢で受けられるよう、「寝たまま」や「車椅子に座ったまま」などで対応します。お口全体をチェックし、必要な治療や口腔ケア、嚥下訓練などを行います。
初診「個別」相談へのご案内
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。

〒060-0808
北海道札幌市北区北8条西1丁目3番地
さつきた8・1 A棟3階